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八王子合氣道友好会ブログ

合気道が好きな人たちのブログです。

沙羅双樹の樹のもとで

再び、雪乃丞です。

「平家物語」でうたわれた沙羅双樹の花って見たことありますか?「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす・・・」の沙羅双樹です。沙羅双樹はお釈迦様が入定された時(修行の一種ね)、一斉に花を開き、その死を悲しんだと言われています。しかし、この仏教の沙羅双樹はインドのそれとは異なるそうで、日本のものは、ナツツバキと言われ、椿の一種だそうです。

この日本の沙羅双樹は朝に花を咲き、夕方には散ってしまうので、人の世の常ならぬことを表しています。お釈迦様は「形あるものは必ずこわれて行く。形美しきもの永遠に保てず。」と教えたそうです。この儚さが沙羅双樹を愛でる人たちの心を奪うのではないでしょうかね。

しばらく前に京都にぶらり旅をした時に、偶然、妙心寺東林院というお寺でこの沙羅双樹を愛でながら、お抹茶をいただきました。沙羅双樹の開花時期の6月の2週間程度だけ公開していたようです。その時、たまたま法話があったので、その時の話です。

妙心寺東林院の沙羅双樹


沙羅双樹の白い花は梅雨の時期には、雨に打たれて、すぐに散ってしまい、苔の上に落ちてしまいます。緑の苔の上に白い花。この時期あえてその花を丁寧に掃除したりしないそうです。その日、雨は降っていませんでしたが、梅雨らしい湿度の高い日でした。私は湿度の高くて暑い夏や梅雨がとても嫌いですが、沙羅双樹を前に、法話を聴け、清々しい気分になりました。

梅雨の鬱陶しい気候も苔を青々させ、沙羅双樹の花を美しく咲かせる。つまり、憂鬱になるようなことも、結局はこの美しい風景になり、私を楽しませている。苦しいことも楽しいことも世の中の全てのことを構成している。たった1日の命の沙羅双樹の花を憂うのではなく、万物は生滅を繰り返し、不変のものは何一つないこと認識する。諸行無常の中で、確実に把握できるのは、いま、ここ、自分がすべて。人の命は限りがあり、些細なことに心巡らすのではなく、瞬間瞬間限られた命を精一杯全うする。沙羅双樹を前に、そんなことを教えてくれました。

妙心寺は禅寺なので、最後に坐禅をして後にしました。大人になってからの修学旅行(?)は学ぶことが一杯です(笑)

妙心寺東林院の坊主


合掌
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  1. 2010/07/23(金) 23:09:05|
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